自分も知りませんでした。睡眠の奥深さ。
いつもありがとうございます。理学療法士のとすけです。
今回は睡眠と肥満の関係について紹介していきたいと思います。睡
睡眠が乱れると食べ過ぎになり、太る
皆さんは夜更かしをするとついつい食べすぎてしまうことはありませんか?
例えば、遅くまでお酒を飲んだ時にさらにシメのラーメンやお茶漬けを食べるなど経験した事があるのではないかと思います。
過去に行われてきた研究では眠らないと…
・食べすぎを抑制する「レプチン」というホルモンがでず、太る
・食欲を増す「グレリン」というホルモンが出るため、太る
ことがわかってきています。
他にも女性を大規模に調査したものも出てきているようです。
概要 女性 636095人を調査
睡眠時間が3時間未満−10時間以上の1時間区切りで層分け
睡眠時間とBMI(Body Mass Index:体重(kg)÷身長(m)×身長(m))
との関連を調査した
結果 睡眠時間が7時間であるとBMIが最も低くなっており、24(18-25が標準)程度
さらに死亡率も最も低かった
睡眠時間は3時間未満や10時間以上であってもBMI値が高くなった
同様の結果は様々な研究機関で出てきているようです。
さらに昼寝を1時間以上とるだけでも糖尿病にかかる危険性が高まるといった驚きの結果も出てきています。
そのため睡眠と太ることの関連性は徐々に示されてきているようです。
睡眠が乱れると血圧が上がる
他にも睡眠が不足すると身体を興奮させる交感神経が優位になり、緊張した状態が続くことで高血圧になることが示唆されています。
高血圧に関連する因子としては、性別や喫煙歴、さらに先ほども上がっていたBMIも関連することがわかってきています。
睡眠が乱れると心も乱れる
さらに身体への影響だけでなく、心への影響もあることが示され始めています。
眠らないと、情緒が不安定になり、うつ病や不安障害、アルコールや薬物への依存が起こりやすくなることが言われてきています。
睡眠負債や質の低下や昼寝を1時間以上することで、認知症になりやすくなることが調査の結果で示されてきています。
ちょっと驚きの結果もありましたが、皆さんもちょっと自分の睡眠の習慣を見直してみてはいかがでしょうか。
まとめ
・睡眠が長すぎても、短すぎても太りやすい
・昼寝を1時間以上とる人は糖尿病や認知症になる可能性が高くなる
・睡眠時間が短いと高血圧になる
・睡眠時間が短いと心も乱れ、うつ病や不安障害、アルコールや薬物への依存が
起こりやすくなる
今回も最後までご覧いただき、ありがとうございました。
コメント